新型コロナウイルスのため、例会は自粛中ではありますが、
槻の森のトラックを予約できましたので、ゲストランナーを迎えて走りました。ゲストは箱根駅伝を2017年の中央大のメンバーとして走った安永さん、富原さん、そしてお友達の二井さんでした。
本日の練習メニューは予定より少なくなり、
準備体操前の800m、4000mのアップ、200m5本、5000m、400m2本でした。
五街道走破チャレンジ
新型コロナウィルスの第三波感染拡大が進んでいる中、感染防止の
ための対策(本人、車中、食事処)を確認して、県内の安行散策に出かけてきました。もちろん全員マスク姿の16名(女性4名、男性12名)が参加、少し緊張気味で岩槻駅をスタート。バス・電車(埼玉高速鉄道)を乗り継いで、新井宿駅で下車、車内は、すいていましたが、できるだけ喋らないように注意しながら進みました。
天気は上々で、昨日の雨から一転して、散策日和となりました。
最初の散策地「源長寺」は、高台に荘厳な伽藍を有する江戸期の関東
郡代伊奈氏の菩提寺で、イイナパークを経た次の散策地「赤山城跡」は163年間拠点とした陣屋(赤山陣屋)跡で、周辺に人工の内堀が残っています。これらの遺構は当時の伊奈氏の強大な権力を今に伝えています。
イイナパークでは、園内の「歴史自然資料館」で渋柿を使った染色工程
ビデオを鑑賞、Mさんの親戚の人が出ていたそうです。次に立ち寄って参拝した「赤山山王日枝神社」は、天神社、八幡社、山王社が合祀されたもので、現在残る築山は赤山城の堀を採掘した時の土を使ったものと言われているそうです、小さな「八幡石祠」とともに、伊奈氏の権力を伝えています。次の散策地「興禅院」では、参道から山門を望む見事な紅葉を楽しみました。近くの「小林紅葉園」では紅葉のトンネルで記念撮影、昼食処「川口緑化センター(樹里安)道の駅に急ぎ足で向かう。
ここまでで12000歩に達していたのでゆっくり休憩して最後の散策地
「西福寺」に向かう。結構な登りを登り切ったところに、重厚な三重の塔が鎮座していました。参拝すると百観音を巡ったことになるそうです。帰りは戸塚安行駅から乗車、浦和美園駅でバスに乗り換えて岩槻へ。
今回も、下見を含めて準備していただいたASさん、HNさん
ありがとうございました。
コース概略
岩槻駅(バス)→浦和美園駅(埼玉高速鉄道)→新井宿駅(徒歩)→
源長寺→イイナパーク川口(歴史自然資料館)→赤山城跡→赤山山王
日枝神社→興禅院→小林もみじ園→川口緑化センター樹里安→西福寺
→戸塚安行駅→浦和美園駅→岩槻駅
徒歩 20000歩、約8k
一日中、降り続いた前日の雨と真冬のような気温で心配された企画でしたが、本日は打って変わり青空も覗く温かな陽気に恵まれました。21名が岩槻駅に参集し、最初の目的地である<愛宕神社>へと歩を進めた。
岩槻城下町の当時は、8Kmに及ぶ周囲を土塁と堀で囲んでおり愛宕神社は
関東大震災後に再建されこの土塁上に奉祀されたとの由。この日が7月24日で、祭礼日として祭典を行っていたとの事(現在は修復中)。地元出身の数名が火災のあった事や芝居を観たとか、ある人はここを遊び場にしていたとか、当時の賑わい等について懐かしい思い出話しに花が咲いていました。
次に訪れたのは<大徳寺>で山門や本堂に施されている立派な龍の彫刻を眺め、それを作製した当時は色彩も艶やかだったのではと思いを馳せた後、有志のみで本堂の裏側に所在する岩槻人形の中興の祖と言われる橋本重兵衛の墓に参りました。
続いての目的地は1671年に鋳造された<時の鐘>で、その50年後にひびが入ったので改鋳したのが現在の鐘との事です。江戸時代後期には1日12回撞かれていたようですが、現在は自動化されて撞いているとの由。
この後、訪れたのは岩槻が誇る私塾として1799年に開設された<遷喬館>で、後に藩校となり県の指定文化財です。かつては儒教を中心とした教育とか武芸稽古場等もあったが、現在ある建物は教場として使用されていたとの事です。
最後に訪れたのは、本年2月22日に開館した日本初の<公立の人形博物館>です。館内には3ケ所の展示室があり、今回は特別展も開催されており人形の歴史とか生活に密着した沢山の作品が展示されていました。又、我々の幼少期に於ける遊びや生活様式等を懐かしく思い出す作品も数多くありました。同敷地内には交流を促進する<にぎわい交流館>も併設されています。
本日のメインイベント?である待ちに待った昼食の時間となり、その会場である<鮒又>へと軽やかに歩が進んだ。そこでは、とても美味しい和食と泡の
立った液体を片手に“新型コロナ”のこと等、忘却の彼方のようで会話が弾んだものです。あっという間の後、後ろ髪を引かれる思いでの解散となった。
岩槻には数多くの歴史的な遺産、建造物それと綿々と語り継がれている歴史上の人物等、豊かな文化と自然の美しさのある所だと大いに勉強させられた一日でした。
最後になりましたが、コロナ感染が収束しない中での企画をして頂いたA氏と岩槻の生き字引き、H氏にお礼を申し上げます。有難うございました。
岩槻・槻の森ジョギングクラブ